SIGMA、超望遠「100-400mm F5-6.3 DG DN」ほか、新製品を多数発表【発表まとめ】
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SIGMAは2020/06/18の新製品発表会にて、DG DN(フルサイズミラーレス向け)ライトバズーカ「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS Contemporary for Lマウント/Eマウント」ほか、テレコンバーター2本、Lマウント/キヤノン EF-Mマウント向けUSBドック、新たなAPS-C用LマウントContemporaryシリーズのレンズ3本を正式発表しました。
目次
価格とそれぞれのリンク
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS Contemporaryの大きな特徴
同社は「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS Contemporary」がLマウント初、Eマウントでは3本目の、クラス最上級の描写性能を誇る超望遠レンズであるとしています。
同社では1995年以降、AFに対応した超望遠レンズを10本以上開発し世に送り出してきた経験を生かし、今回のレンズ開発に取り組んだといいます。
また、既存の「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」と同様に、鏡筒を上下することによる焦点距離の変更(ズーム)にも対応し、SIGMAらしいこだわりを感じます。
レンズのディープな部分を紹介「大曽根、語る。」セッション
後半はSIGMAの商品企画部/OEM・新規事業部 部長の大曽根氏が、SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS Contemporaryをマニアックな部分を語る”大曽根、語る。”セッションが実施されました。
卓上には100-400mm F5-6.3 DG DN OS Contemporaryを付けたsigma fpの姿が。
クラス最上級の描写性能を謳うだけのことはあり、細かいディティールまで密に再現されていることがわかります。
また、今回の100-400mm F5-6.3 DG DNはミラーレスカメラに向けた専用設計であることが強調されていました。
ミラーレスカメラのショートフランジバックによる設計の柔軟性やメリットも語られました。このミラーレスカメラに合わせた設計により、フォーカスレンズが大幅に小さく出来たとのことです。もちろん、SIGMAの今までの超望遠ズームレンズの開発経験も存分に生かされているといいます。
AF駆動では、小さいフォーカスレンズに合わせ、位相差AFとコントラストAF両方に最適化されたステッピングモーターが採用され、超望遠ズームレンズにおけるAF動作の快適性が謳われています。
また、上のスライドを見るとおり、フレア、ゴースト対策を徹底し、逆光のような強い入射光に対しても影響を受けにくい設計を行っているといいます。
山木社長からは通称「ゴーストバスターズ」と呼ばれる、ゴーストを徹底的に対策するチームがあることが紹介され、その徹底ぶりが伺えます。
まとめ
今回のプレゼンは、SIGMAの「100-400mm F5-6.3 DG DN OS Contemporary」への情熱がとても感じられるものでした。
また、ソニーの「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS」も意識されているなと感じました。こちらは実売価格で30万円近くしますので、これに近い選択肢を半額以下の12万円で提供してくれるSIGMAには消費者としても親しみが持てます。
ともかく、1SIGMAユーザーとして、このレンズに触れられる日が楽しみです。
ソース
YouTubeアーカイブ(発表会の様子を見る)
- facebook live
- SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary 発表および発売日・価格決定のお知らせ
- SIGMA TELE CONVERTER TC-1411/TC-2011 Lマウントレンズ専用テレコンバーター発表および発売日・価格決定のお知らせ
- SIGMA USB DOCK UD-11発表
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