SIGMA、超望遠「100-400mm F5-6.3 DG DN」ほか、新製品を多数発表【発表まとめ】

SIGMAは2020/06/18の新製品発表会にて、DG DN(フルサイズミラーレス向け)ライトバズーカ「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS  Contemporary for Lマウント/Eマウント」ほか、テレコンバーター2本、Lマウント/キヤノン EF-Mマウント向けUSBドック、新たなAPS-C用LマウントContemporaryシリーズのレンズ3本を正式発表しました。

目次

価格とそれぞれのリンク

lmount-contemporary

既存のAPS-C用DC DN Contemporaryレンズ3本のLマウント版が登場 (新製品発表ライブより) 16mm F1.4 DC DN 57000円(税別) /30mm F1.4 DC DN 48000円(税別)/ 56mm F1.4 DC DN 57000円(税別) いずれも7/10(金)発売

「ライトバズーカ」に対応する新型テレコンバーター二本と、LマウントレンズのAFの調整などが行えるUSBドック TC-1411 55000円 TC-2011 60000円 (いずれも7/10(金)発売) /UD-11 (L-Mount)価格未定(開発中)

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS  Contemporaryの大きな特徴

Lマウントシステム

1st Lマウントシステム初超望遠レンズ

同社は「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS  Contemporary」がLマウント初、Eマウントでは3本目の、クラス最上級の描写性能を誇る超望遠レンズであるとしています。

ライブの前半はSIGMAの山木社長がプレゼン発表

1995年以降にSIGMAが開発したAF対応超望遠レンズ

同社では1995年以降、AFに対応した超望遠レンズを10本以上開発し世に送り出してきた経験を生かし、今回のレンズ開発に取り組んだといいます。

また、既存の「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」と同様に、鏡筒を上下することによる焦点距離の変更(ズーム)にも対応し、SIGMAらしいこだわりを感じます。

「デュアルアクションズーム」に対応。利便性の高さが伺えます。

別売のTS-111(三脚座)に対応。前回の100-400mmにはありませんでしたが、ミラーレスの小さいボディに合わせた配慮だといいます。

レンズのディープな部分を紹介「大曽根、語る。」セッション

SIGMAの商品企画部/OEM・新規事業部 部長の大曽根氏

後半はSIGMAの商品企画部/OEM・新規事業部 部長の大曽根氏が、SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS  Contemporaryをマニアックな部分を語る”大曽根、語る。”セッションが実施されました。

卓上には100-400mm F5-6.3 DG DN OS  Contemporaryを付けたsigma fpの姿が。

大曽根氏が「100-400mm F5-6.3 DG DN OS」で撮影した写真。等倍で見てもも高解像な写真であることがわかります。

クラス最上級の描写性能を謳うだけのことはあり、細かいディティールまで密に再現されていることがわかります。

100-400mm F5-6.3 DG DNのレンズ構成。

100-400mm F5-6.3 DG DNのレンズ構成。

また、今回の100-400mm F5-6.3 DG DNはミラーレスカメラに向けた専用設計であることが強調されていました。

ミラーレスカメラのショートフランジバックによる設計の柔軟性やメリットも語られました。このミラーレスカメラに合わせた設計により、フォーカスレンズが大幅に小さく出来たとのことです。もちろん、SIGMAの今までの超望遠ズームレンズの開発経験も存分に生かされているといいます。

AF駆動では、小さいフォーカスレンズに合わせ、位相差AFとコントラストAF両方に最適化されたステッピングモーターが採用され、超望遠ズームレンズにおけるAF動作の快適性が謳われています。

フレア、ゴーストに徹底的に配慮した設計であるといいます

また、上のスライドを見るとおり、フレア、ゴースト対策を徹底し、逆光のような強い入射光に対しても影響を受けにくい設計を行っているといいます。

山木社長からは通称「ゴーストバスターズ」と呼ばれる、ゴーストを徹底的に対策するチームがあることが紹介され、その徹底ぶりが伺えます。

後半のセッションは、山木社長が聞き手、大曽根部長が語り手という変わった形式で行われました。

まとめ

今回のプレゼンは、SIGMAの「100-400mm F5-6.3 DG DN OS  Contemporary」への情熱がとても感じられるものでした。

また、ソニーの「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS」も意識されているなと感じました。こちらは実売価格で30万円近くしますので、これに近い選択肢を半額以下の12万円で提供してくれるSIGMAには消費者としても親しみが持てます。

ともかく、1SIGMAユーザーとして、このレンズに触れられる日が楽しみです。

ソース

YouTubeアーカイブ(発表会の様子を見る)

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SIGMAが6月18日に新製品プレゼンを実施 LマウントやEマウントのレンズが多数登場?

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